2017年の合唱練習が始まりました
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●みんなで創る音楽
2017/11/22

身近な方からのお話しでした。
合唱も一人が大きな声を出したらその声だけが客席に飛んで行ってしまう。
ハーモニーが壊れてしまうのだ。
周りの音を聴いて自分の音を出すようにすることだ。

テレビ朝日のドラマ「トットちゃん」。
同じ指摘がドラマ中母子で2回も演じられていました。
応援団じゃないんだから、でかければいいというものじゃない、と。

6年目にもなって、やっと納得しかけている自分。
そして、段々に音を出すタイミングが合わせられてきた。

音を奏でる繊細さ、一人一人の想いなどにはなかなか及ばない。 自分の心情だけに振り回されている。

譜面から目を離してどれだけ指揮や周りを感じて声を発するか。 11月も下旬。 間もなく、音楽祭。

〈星空彷徨い人〉

並木2017
銀杏 (いちょう)


●知らなかった、言われていた筈なのに!
2017/08/04

第20回音楽祭は、大阪フィル共演の大演奏会でした。
「第九」でした。
もちろん、殆ど人の尻馬に乗って出していた地声、大声。
後日、聞こえたよ、との言葉に心がにんまり。

今年はそれから久しぶりの「第九」です。
ようやく、自分には2度目です。
実は、前回の『聞こえたよ』は、素直に喜べないことだったのかも。
一人の声が飛び出している、音程がとれていないから。
先日、初めての事のように、ガーンと頭の中で響きました。
練習で那須先生が話されたことでした。

そうか、コーラス、合唱は独唱ではないのだ。
飛び出した音(声)や音程がぶれた声(音)はいらない。
一生懸命に唱っているつもりは、違うのだ。
周りの音を聴きながら自分の音を識別しつつ音にすること。
船橋先生も菅野先生もいつもお話しされていることでもありました。

困難でもごまかしでは通らない四声の追いかけっこ。
何とかしたいです。

草抜きでもしながら体に染み込ませましょう。

《星空彷徨い人》

ひまわり2017
向日葵 (ひまわり)


●階名唱で「第九」もまた楽し
2017/06/22

第25回アルカディア音楽祭は、〈 歓喜 新たな響き 〉を目指した練習に取り組んでいます。始まってからアルカディアでずっと歌い続けた人も今回が初めての人も、みなさんで階名での譜読みからスタートしています。きらり輝く中学生女子をはじめ全員で、まさに初めての取り組みのようです。言葉による音程の揺らぎ、不安定を克服するべく、まずは階名で音程をきちっと捉えようことのようです。
自分が半音やオクターブの移動など成っていないことが自覚できます。
そのことを先生方が指摘してくださいます。殊に、大野先生の時間では、(あっ、自分だ)と如実に悟りました。そうです、大野先生の発声に関する練習も独特です。故林光氏のこんにゃく体操のようにやるブルブル、ぐにゃ〜んの上半身ほぐしは慣れたら楽しいはずです。
更に先生は、船橋先生、菅野先生以上に、繰り返しを迫り、未熟さを強烈に入力させてくださいます。何とかしないと、という気持ちにならないわけにはいきません。

大野先生、ありがとうございます。

《星空彷徨い人》


新緑 (しんりょく)


●「初夏彩ほのぼのコンサートありがとうございました」
2017/05/10

昼夜の寒暖差が大きいのでしょうか。桜が随分長持ちしました。
ようやくに粟や守門山の雪がグングンと青い色と入れ替わってとてもきれいですね。
先日のコンサートには連休の行楽最終日でしたがたくさんの方がおいでくださいました。ありがとうございました。
直前まで、船橋先生、菅野先生、那須先生からご指導いただきましたことで、3曲のホームソングメドレーをそれぞれの歌への想いをひとつにして歌い上げることが出来たのではないでしょうか。いつも音でも支えてご指導いただいている金子先生のお陰様でもありました。
当日は、我らが那須先生、野田先生の演奏をお楽しみ頂きました。
一段と素晴らしい歌声のお二人でした。

「第九」の演奏がメインになる今年の演奏会に向けての想いを、合唱団の多くの方々の想いを文字にしました。

歓喜 新たな響き

第1回から参加の方々も初心者と一緒に階名唱、言葉読みから始めています。
移動ドの時代を過ごした方、学校時代以来の階名に新鮮な思いの方、ドイツ語の発音、ウムラートなど、ふむふむ、なるほど、と音にするむずかしさを学んでいる所です。
もはや、ドイツ語と違う響きは許されないという合唱団の歴史があります。
などと言う私は、この5年間にアオーレでの「千人の第九」、大阪フィル共演「25回アルカディア音楽祭」、都下塩澤先生指揮の演奏会、数えて3回参加させていただきましたが、歌ったとは言い切れないほどに初心者そのものです。
ですから、この度始まった練習は本当に初めて尽くしです。

今迄、「第九」以外での練習でも教えていただいている発声。跳躍やスラーでの音程の維持、狙った音を上ずらせないで鳴らすことなど、初めて、納得する次第です。

知る喜びがあります。
できる喜びも味わいたいです。

写真1は、前夜の合唱団リハーサル風景
写真2は、力尽きようとする歌う人形にネジを巻く場面
写真3は、アンコールに歌う です。

《星空彷徨い人》



●「ウィーンわが夢のまち」をドラマチックに!
2017/03/30

久しぶりの那須先生によるご指導がありました。
さすがに先生です。少年少女のみなさんも幸せだね。
そう、学校の音楽授業のように、いいところを見つけてくださいます。
さらに、どうしたらいいか、イメージを示してくださいます。
5月には『初夏彩ほのぼのコンサート』をまちの駅で開催いたします。
那須先生と野田先生がソリストでいらっしゃいます。
そして、那須先生が私ども音楽祭合唱団の為に指揮下さいます。
先生の3曲へのイメージを共有するべく練習に励みたいところです。

《星空彷徨い人》


桜 (さくら)


●「ウィーンわが夢のまち」
2017/02/18

ここしばらくの練習曲は、ドイツ・オーストリア編3曲です。
「ローレライ」「野ばら」「ウィーンわが夢のまち」
この3曲は、人々には良く知られた歌かと思います。
特に、最初の2曲は昔の音楽の教科書にもありました。
お馴染みの方は多い事でしょう。
「ウィーンわが夢のまち」は、合唱団恒例の「夏彩ほのぼのコンサート」(ネーブル多目的広場、入場無料)でも先生が歌ってくださったこともありました。
詩もメロディもたいへんに美しい曲です。私はこの曲に過ぎたる感情移入をしてしまうことが心配です。

さて、合唱団では現在、過去に音楽祭でともに「第九」を歌われた方々に今年のステージをご一緒いただきたくお誘い申し上げようということで動き始めようとしています。
まだ、歌ったことのない方も大歓迎です。
どうぞ、お問い合わせください。

《星空彷徨い人》


沈丁花 (じんちょうげ)


●「さあ、第25回、「第九」です」
2016/12/22

第24回アルカディア音楽祭にいらしてくださったみなさま、ありがとうございました。
そして、残念ながらおいでいただけなかったみなさまにも。
これからも気にかけていただいて鑑賞に合唱にといつかご参加くださいね。
2日間に渡って開催される意義をあらためて噛みしめました。
公民館で腹筋と声帯で身心も明るく健康度もアップ。いきいきうたごえサークルの演奏。
前回の葛巻小金管部に続いて今回は見附中学校吹奏楽部の演奏がありました。
これからも市内の学校さんからの演奏を楽しみにしたいですね。
そして、いつも演奏会には欠かせないアルカディア少年少女合唱団。
ご好評をいただいた1日目。
見附のまちに見附の人達が奏でる音楽がホールに響き渡りました。
みなさま、ありがとうございました。
既に、ジャズや吹奏楽など同好の方々の集まりの演奏会も盛んでジャンルを超えて音楽が今後も一層盛んになることでしょうね。

さて、今回のアルカデイア音楽祭合唱団の2日目ですが、頑張りすぎた自分に気が付きました。
それは、テノールの大先輩から人伝に教えていただいたからです。
25回音楽祭合唱団の練習が始まりましたが、「第九」をひとさらいしていて、「高い音」について体感しました。
地声で頑張っていたのか、と。

ファルセット、裏声など未知の領域です。
課題にどう取り組めるのか、試行錯誤の始まりです。

《星空彷徨い人》


ポインセチア


●「緊張感で震えるようです」
2016/11/12

気が付くともう11月半ば。
練習時の録音を聴いたり楽譜を手に声にしてみたり。
ようやくそのような日々を過ごしています。

先生方のご指導に危機感を、焦りを、怖気が・・・・。

先日、オーケストラとの練習がありました。
何と柔らかい、温かい音響。
ホールの反響板が今まで練習してきた音楽とは全然違う、感じでした。
そして、当日はテノールのSさんが言葉も音程も、当然に素晴らしく明確。
一方のお隣さんは長岡市のKさん。バスだけに大迫力です。
無意識に頑張った私でした。
声が思うように出ない、いつもと違う事に気が付いた終盤でした。
いつも、音が低いというご指摘が、これ。
初めて、こんなに強力、強大なる感化!

綺麗な音楽を損ねないようにしたいです。

来年は、ホール開館25年。
「第九」演奏会から25年の合唱団。
募集チラシにもありますように「第九」演奏会を予定しています。
ぜひ、この機会を逃さず、ご参加いただける方、お待ちいたしております。

《星空彷徨い人》


枇杷 (びわ)


●「あと、一か月半で音楽祭・・・」
2016/10/20

9月に入ってからも夏の盛りのような気候が続き、その後の台風やら・・・。
平成に入ってからの天候不順はその度合いを増幅するばかりと感じています。
そして、今年もどうやら新潟県辺りは被害を蒙らず、稲作も良かったですね。

いつもの練習から、少しずつ発見が出てきました。
人からは当たり前のことでしかない、楽譜に見出す発見です。
それが、音程にして出すこの身に教え、気づきとなります。
先生方のご指導がようやく、ほんの少し納得、ということです。
自分で考え、判断して音にする。音量を考える。人の音を聴くなど、行為に。

来年は、ホール開館25年。
「第九」演奏会から25年の合唱団。
節目に向けて意識を高めていこう、見附のみなさんにもっと、もっと見知っていただこう、歌の仲間になってもらおうという気持ちの高まりです。
今年なら、ネーブルでの「初夏彩コンサート」や大平園さん、ラポールさんへの施設訪問ですが、加えて、初めてまち中の本町商店街さんの野外コンサートに有志で歌わせていただきました。ホールでの「アルカディアうたごえ喫茶」もその一つです。
音楽祭の合唱練習以外の取組が困難な中を合唱団、いきいきうたごえサークルでは、少しでも人々に身近な存在でありたいと努力いたしております。

来年は、募集チラシにもありますように「第九」演奏会を予定しています。
ぜひ、この機会を逃さず、ご参加いただける方、お待ちいたしております。

《星空彷徨い人》



●「のんびりなんか、していないけど・・・」
2016/08/03

私だけでしょうが、♯が付いた音、これでいいの?
そう、そう、あの発声練習って半音も入れて上がっているらしい。
黒鍵も順番に入れているらしい、って最近思ったりして・・・・。
メサイアが教えてくれた、ことです。
楽譜にドレミファ・・・の階名、音名を書いていたら、♯に当たって。

永六輔さんの「テレビファソラシド」が懐かしいです。
好きな音楽って、見聞きしている分には楽しいです。
でも、入場料をいただいて聴いていただく音楽祭。
私はそんな一員になっていたことをあらためてギョッと思っているときです。

音名、階名を辿りながら♯に悩みます。
それを当たり前に理解して音にしている人たちがいます。
それを、感じながら、責めるでもない人たちの和(輪)にいます。
団員として、責任の一端を思います。

《星空彷徨い人》


向日葵 (ひまわり)


●「のんびりしていられなくなってきました」
2016/06/29

メサイアの音取りが続いています。
拍が激しく変化しています。
加えて音程が上がり下がりしています。
私には、言葉を入れることが難しい速さです。
焦ったり諦めそうになったりしながら勝手な緩急で走っている感じです。
強化練習を休んで「安全登山教室」に行っていた分を取り返さなくては。
幸いにして木曜日午後に男声の自主練で教えをいただいています。
だから、何とか火曜日も調子はずれの声を出していることができます。
佐々木先生ありがとうございます。

先日は音楽祭に向けた団結式がありました。その直前まで、中央公民館で「いきいきうたごえサークル七夕発表会」が開催されていました。
見附市音楽プロデューサー、船橋先生の講評が各コーラスに伝えられ、秋のリハーサル、本番に磨きがかかっていきます。
団結式では、3名の新人の方から印象に残るお話をいただきました。
なかでもお頷いてしまった話。
ICレコーダーに音源を入れているという事です。
再生速度を落として言葉を、発音を確認するのです。
私もそうしています。
草抜きをしながら、車で走りながら聴いています。
本当は、口にしなければならないと思っているのですが・・・・。

来年、第25回は、『第九』です。
そこに向けて、今年はベート−ヴェンの『合唱幻想曲』を演奏します。
第九の原形とも称される作品です。
ピアニストは若き長岡の人。
もちろんオケも見附、長岡、県内の方が多く参加される音楽祭管弦楽団です。
音楽も合唱も疎いながらも達成感を味わいたく頑張ります。

《歌苧》


蓮 (はす)


●「初夏彩ほのぼのコンサートにいらしていただき、感謝です」
2016/05/28

ええっ、もうあと幾日かで6月だなんて。
そうそう、いやぁ、遅きに失してますが、今更ながらに、誠にありがとうございました。
ウエルネススマートシティの拠点とも称すべき「みつけ まちの駅 ネーブル」での久しぶりの合唱発表を僅か3曲ながら発表させていただきました。
まぁ、そんな、一部の高尚な方々とは謂え練習不足をズバリと評されたという事、これがありがたいです。
でも、私どもは、那須先生がいつの間にか彼方に飛翔し去ったような大音声(普通、そういう表現はしない?)、あの息の長さ、すっげぇ、でしたね。
それだけで、もう、大成功ようよ。
そう、合唱団はいつも、地味に努力をしている人が多いのです。
誰かみたいに、その場しのぎの男もいますけど、とんでもないないですね、それって私ですけれどね、まあ、いいじゃない。
そんなこんなが集まっての社会学習なんだからさ。
滑舌と認知症予防と健康体を維持したいなら来なさいよ、合唱団へ。
いきなりが嫌だったら近くの公民館のコーラスグループを「そうっと、覗いてみてご覧、おやじも元気に声出すよ」。

《歌苧》


カルミア


●「GW明けは初夏彩ほのぼのコンサートへどうぞ」
2016/03/31

3月の終盤は、イギリスのホームソングを練習しました。
那須先生から集中的に指導いただきました。
私自身は初めて歌うもので、しかも四声によるもので戸惑うことしきりです。
ハミングも難しいですね。
それだけに、うまくできたときなどはたいへん嬉しいですね。
身体が楽器であること、ハミングが鼻の軟骨や耳のあたりをくすぐるのです。
高い音を出そうとするときの身体の使い方を毎度教えていただきます。
背中や脇腹が僅かに動きます。うまくおなかで支えていると知るときです。
そうしたときは、拍の取り方もよろしいようです。

テナー、バスの仲間で特別練習をさせていただいています。
そのときは、四声ではないので割合とうまくできるのです。
それが、四声の中でも生かされるようにがんばりたいところです。
おかげさまで「自然における神の栄光」「合唱幻想曲」もいい感じです。

これから、チラシやポスターが出ます。
5月8日(日) 11時よりスタートいたします。
ぜひ、ネーブルにいらしてください。

《歌苧》


鈴蘭水仙
(すずらんずいせん)


●「ベートーヴェンの練習が始まっています」
2016/02/24

「自然における神の栄光」「合唱幻想曲」の2曲。
先生からの言葉をよく聴き、自分でも声にして確かめています。
また、音程もつかもうとしているところです。

菅野先生がイタリアで学ばれたベルカント唱法。
80年代のレッスンの様子が動画であると教えていただきました。
ユーチューブで見ました。
いつも菅野先生が教えてくださっている場面、と納得いたしました。

どちらの曲も合唱団が歌う時間は長くはありません。
完璧な言葉、音程をものにしたいところではあります。
高い音の箇所があります。
(狭く、深く、暗い所を目指す〜パッサージオ)
先生が折々にお話ししてくださいます。
低い所から高い所へ向かっていくときの踏ん張りを教えてくださいます。
声帯を伸ばすことで幅を狭め高い音へと、一定のポジションを保ちながら。
おなかのエンジンを使って。

真ん中のドの1オクターブ上のドでは、もう苦しいです。
そして、それが音なのかどうかわかりません。
でも、無理するのではなく、大声ではなく、おなかから息をしっかりと使えるように意識してやることができるようになりたく、頑張ります。

どちらの曲も耳に馴染んでくると綺麗に感じるようになりました。
すると、頑張るとは違った感性が働いてきそうです。

《歌苧》


紅梅(こうばい)


●「今年もどうぞよろしく」
2016/01/12

1月12日。
ようやく、雪が降り始めました。
やはり、降るべきものが降り、それなりに冷えないといけませんよね。

今年も年明け早々から世界で、日本で、よくないことが立て続けです。
それだけに、若い人たちの社会参加に期待したいところです。

さて、合唱団です。
新しい方々をお迎えして緊張感に満ちた練習が始まっています。
今夜の練習では、先生がベルカント唱法について話してくださいました。
口を縦に開き、音を散らさない。
おなかで支えて、調整、声帯にぶつけないようにして音を出す。
マスケラに響かせて、ポジションは一定にして正しい音程を保つ。
喉にある筋肉を細く引き延ばして高い音を出す。
その使い方で音を後ろに、前に、上に、下に飛ばすことができる。
すべて、やって見せてくださっています。
こんな学びができることの幸せを感じています。

《歌苧》


黄梅(おうばい)

●「演奏会、ありがとうございました。!」
2015/12/13

ただ、ひたすらに自分の声が野蛮でした。
練習中に聴こえた、上から降り注ぐ音は、まさに清廉でした。
それを真似たつもりでしたが、終えた瞬間、あっ、しくじった。
がなっていたことを恥ずかしく思ったのです。
もう、それだけで、自分が失敗して人たちの音楽を邪魔した。

すべてが終わり、片づけをしている人たちの爽やかな行動。
くよくよすんなよ、いいじゃない、誰がお前に言った。
ずいぶんと、ひどいことをしてくれたね、って。
体を動かしていると解放されたような満足感が湧きあがってくる。
先生と僅かな超人(ソリスト・オケのひと)が驚いただけさ。
そして、周囲の幾人かが(?)瞬間かすめたことであろう。

幾日も日を費やさないと心は回復しません。
団の人達がたくさんのお褒めの言葉を耳にしておられる。
それが、ちらっと聞こえてくると、ホッとします。

情けない、ある日の日記です。 どこかで満足している部分があってこその今の心情です。

《歌苧》


寒椿(かんつばき)


●「いよいよ、演奏会!」
2015/12/03

守門も粟も、今年は、2度目には、中腹近くまで降雪となったようです。
栃尾では近郊の山、沢筋にも雪が見えました。
それにしても、暖かい初冬という感じがしていますね。

先週は、アルカディア音楽祭管弦楽団が奏でる中での練習でした。
大迫力の響きの中、私達も体を楽器という音を出さなくては、と思いました。
そして、つい、先日の練習。
楽譜から目を離す。視線を客席最上段に。口の形を縦に。
表に現れる、見えるだけでもこれくらい目立つ点をご指摘いただきました。
これを守れば、音がピチッと揃い、ホール全体にきれいに響くのですね。
私個人としては、高いドからは、意識しても正しい音が難しいです。
エレイソン、という言葉はエライサン位にしないと、近い音にならない。
ファルセット、裏声などということもやれていないし、ムムム、です。
沢山の声の中に混じって絶叫していることでしょう。
CDからはそんな音も確かめることができたら、それは、とても・・・・。

先日、初めて、楽譜だけを頼りに受け持ちの所を歌ってみました。
こんなことをしたのは本当に初めてで、嬉しい気持ちでした。
テンポが怪しい、音が違うのでは、という所が一か所自覚できました。
あらためて自覚するまでもなく、全然合っていない音も相変わらずです。
いつも、聴こえてくる楽器の音がどんなにか頼りであることか。
先生の指揮に惹きつけられながら、その感化でエイヤッとやるしかない。
エ、そんなことでいいの?
はい、もう、ここまできたら、それしかないです。

今日も、ひとつ、やってみようと思います。
参加されている方、これをご覧になった方が、もしかしておられたらお願い。
あなたの直前の一言もお聞かせください。

《歌苧》


クリスマスホーリー


●「あと2週間とわずかでとなりました」
2015/11/18

みなさん、体調はいかがでしょうか。
この時期にしては、夜中でも明け方でも暖かい日が続いていますね。
だから、でしょうか、いや、でも、でしょうか、カゼが流行っているとか。
喉を傷めているというお話も聞きます。

テノールしていて、出だしや半音の移動、高い音などで目立ってきました。
少しでも、やれそうと思うと大きい声でやるものですから。
市販のCDを聴くと男声の存在感は薄いです。
こんなでいいの、というくらい聴こえていないと思ってしまいます。
大きい声がいい、それが大切とは全然思わなくなっていたのですが。
やはり、得意になってしまうのですね。

先週の練習では円陣になって、お互いの声を聴き合う場面がありました。
今週は、de-i「デーイ」を「ダーイ」で発音、口を「あ」の形。
すると、音程が近いものになって聴こえているということでした。
今迄もたくさんこうした教えをいただいてきました。
喉の開き方、マスケラで響かせるという実践です。

音感の未熟(これから熟していくことはないと思いますけど)。
楽譜が分かっていない、正しい音がつかめていない、拍が刻めないなどの問題が山積みの私です。
それでも、体で憶えながら先生の丁寧で根気強い、熱意。
その教育熱が篤く心身に浸透してきます。
尻に火がついてから騒ぎ出す始末です。
喜びと感謝の気持ちで自主練習をします。

《歌苧》


山茶花 (さざんか)


●「頭の中でテノールのソロが流れています」
2015/10/20

今年は、米価がいいようです。
農は国の基、と昔から言い、大書したものを眼にしてきました。
政府は国民の食を、安全・安心に努めていたのでしょうね。
私は、若いころは標準米を買いました。うまかったです。
今は、隠退の身だからこそ、道の駅などでご当地の米を買っています。
茶碗一杯の値が高いとか安いとか、何と比較するのか分かりません。
日本という地形が、気候が作ってきた農業の形です。
富山和子さんが指摘くださっている一次産業の中の一点です。

さて、『グローリア ミサ』プッチーニ。
最近は、頭の中でテノールのソリストの歌が聴こえてきます。
ロマンチックな音だと思います。
でかい声や叫び声で歌うなんてありえないのですね。

きれいな歌声は、それぞれに。
今日、初めて、理解したつもりです。
繊細な展開で音楽が進行していくという全体を教えていただいた練習でした。
明るく、救いを祈り、願う自己への信頼感でもある表明。
それが、合唱という形でパワーを共有して立ち上がる。
私たちが音楽なのですね。
表現が、客席のみなさまに確かな音程として伝わるようにしたいです。

思い出しました。
三条フェスティバル合唱団の笑顔がなんて、素敵なこと。
常々、先生方がおっしゃっていられたこと。
心底から、笑顔の魅力が織りなす演奏を知りました。

見附ゆかりの管弦楽団の方々が共演してくださいます。
自分のパートも3パートも聞き分けながら、楽団の音色も味わいたいです。
ホールに響き渡る明るい軽快な音の流れを体感したいです。
はみ出さない程度に、頑張ってみます。

《歌苧》


秋桜 (コスモス)


●「心が躍るようなスーパームーン翌夜でした」
2015/09/30

気象が大荒れで火山、地震ともども先々覚悟しなければいけない地球。
そして、国の宝である子どもたちの存在が危ぶまれる。
そして、大人が明日をも考えない犯罪や事件を起こしていく。

それでも、月は清らかに輝く。
太陽は、高熱を減らしながらも強く照り輝き秋へと進む。
虫の音もめっきり弱くなり、川沿いには数多のとんぼ。

寂しくなる季節に、力を・・・・。
山岡荘八の『徳川家康』が素晴らしい。
まだ、読みはじめだが、人の在り方の理想を示しているように感じる。
丁寧に男女の心や逆境に在る者の心を描いていると思う。

さて、現実です。
数人で春の頃から、平日にS先生から練習をみてもらっています。
お陰様で火曜日の夜の練習に勇んで参加できます。
が、多数の中に入ると大混乱になっています。
たじたじ、です。
でも、先生のお話とユーモアと熱愛が誤りを優しく諭してくださいます。
だから、一層、どうですか、とばかりに熱と心が身体から発散します。
先頃の田井小での鈴木愛美先生の形を思い起こしてやってみます。
自分という存在を感じる、自覚する瞬間かもしれません。
自己肯定感が高まります。

一人になると、やはり、自分は一人ではやれないな、と思います。
観て、褒めたり認めたりしていただかないと・・・・。
一人、自分で発声時の口形を鏡で観察します。
舌を当てる位置を思います。
腹式呼吸を意識します。
鼻歌のように階名を伝っていきます。
ああ、しんど。
と、言ってニヤニヤしています。

《歌苧》


すすき


●「9月15日 大野先生の練習」
2015/09/15

今日の練習、最後のまとめに楽譜を見ないで歌ってみました。
みんな「出来るかな〜?」って顔をしてたけど、やってみたら最後まで途切れる事なく歌は続きました。
覚えている人。うろ覚えな人。
色々だけど、仲間の力は凄いよね(⌒∇⌒)
本番まで2か月とちょっと。
仲間と一緒に、楽しく頑張ろうp(^^)q

《ももこ》


マーガレットコスモス


●「やったね、強化練習その1」
2015/09/02

近くの田でも、稲刈りが始まりました。
涼しいこの頃ですが、空模様も怪しい日々です。
ウィンドゥズ10に更新したらメール送信が不能になって泣いていました。
思い切って7に復元してみたら、元通りになってとっても喜んでいます。
やたらなことをしてはいけないと反省しきりです。

30日の日曜日は予定通りに強化練習を消化しました。
実に一日が長く感じられました。
できない、音程が合わない、どこをやっているのか道迷い・・・。
少人数の男声パートでならできることも、全体の中ではできていない。
このことが、最近とてもよく分かりました。
記号、音程、ピアノの音、ほかのパートの音、指揮。
以前より見え、聴こえるようになりました。
練習の時に場所を代わっていただいたことで気が付くことが多くなりました。
先生のお教えの通りでした。
それだけに、課題、問題も少しは、分かるようになりました。
何をすればいいかは分かっています。
やらねばなりません。
尻に火が付かない内に。

息を調節して最後までしっかりと音にする。
音を探す。
身体のどこかで拍を数える。
生活の中で習慣にするようにしたいです。

《歌苧》


キャッツテール


●「楽しみ、学ぶ、プッチーニ グローリア ミサ」
2015/08/06

いい気になっていると、危うく熱中症に、と思ってしまうほどの日々です。
8月に入りました。
強化練習のことを意識し始めています。
男声が生真面目に2〜3人くらいで週一日中に中公で練習をしています。
成果が表れはじめています。
それは、アクセントなどの記号が目に入るようになってきたことです。
もちろん、先生方のご指導が意識に定着してきていることの現れです。

音に息を混ぜて出す。
語尾をきちんと発音する。
休符であっても音楽の流れを想い、会場の人々に届ける息遣いをする。
自然体で丹田あたりに息をどっと気楽に取り入れる。
決して、肺からの吐息ではなく、丹田からの支えで発声する。
ああ、なんと素敵な教えでありましょう。
そうできるようになりたいです。
そう、なれそうです。
先生が、「だれでも言ったようにすれば必ずできるんだから」。
そういう稽古をつけてくださるんだから。
先生の発声、音色の変化、音の明暗を演じてくださいます。
先生はご自分が感銘されたイタリアをみせてくださいます。
師のご指導や歌い手の姿を、演じてくださいます。
私たちはイタリアの教室で学ぶのと同じようです。
日本の習慣で見聞きし、笑いながら、イタリアの真を感じとります。

上手な方がいいに決まっています。
それでも、楽しい、分かった、という方がなお、いいです。
曲の美しさ、歌の抑揚などが感じられるようなゆとりを得たいです。

《歌苧》


鹿の子百合
(かのこゆり)


●「これって、合唱団「みんなの日記」だったんですね!」
2015/07/24

暑い日と湿度がうんと高い日と、梅雨明けながらめまぐるしい気候の毎日ですね。
でも、晴れると高温であってもからりとした爽やかさがそよ風から感じます。
日焼け、鍛練と称して草抜きや猫との日向ぼっこに精を出しています。
ところで、この日記、今更ですが、「みんなの日記」だったのですね。
それは、このホームページが契約更新をうっかりと見過ごしてしまって、消えてしまった時間、時期があったのです。
それから、Mさんに懇願しましたら、このホームページを再び閲覧可能となるようにしてくださったのでした。
で、一度消えてしまったので、「アルカディア混声合唱団」などで検索しても出てきません。
これから、閲覧回数を上げていくことで検索対象として浮上してくるようなのです。
さあ、みなさん、合唱団の人は、練習取組日記を書いて、団長に送りましょう、すぐ、Mさんに転送して新鮮な「みんなの日記」が閲覧されることでしょう。
そして、近い日には検索ですぐお気に入りにも登録できるようになりますよね。

練習の時間に席を代わってもらいました。先生から幾度となく、「席を後ろにしてみると発見があるかもしれない」という助言をいただいていましたから。
一番前で大きな声で間違った音程で頑張っている自分が滑稽だったのです。
そのことがよ〜く分かりました。
大きい声でやればいいわけではない、周りの音を聴いて自分の音を確かめるということを実感しました。面白いとも思いました。
さあ、これから、どう、自分が変わっていけるのでしょう、変わっていくことが可能なのでしょうか、楽しみです。

《歌苧》


トレニア


●「あと、○ヶ月、もう○ヶ月!」
2015/07/01

朝晩の低温が堪えます。
気が付けば、明星が燦然と輝き、天の川、北斗七星が頭上にある時刻。
酔い覚ましにふらふらしながら、妄想しています。
自分の卑小なことなど何の問題もないさ、宇宙は果てしない、 大気に満ちているであろう様々な人の想いも宇宙の塵でしかなかろう、などと。

最近、映画『君はいい子』を見ました。ドキュメンタリではないけれど、 よく描写していると感じました。個々のよさを見だして力になって、支えるよ。
人がもっている自分を大切にすることが、かかわりのある人を 大切にすることにつながっていることを見せている映画だと思いました。

合唱練習では、毎週、先生方から様々な角度から、いろいろな例えや実際の方法などで教えをいただいています。
直接指導くださる4人の先生ならではのそれが、楽しく、常に新鮮です。
私は、臆することなく、音を出せる時間も多くなってきました。
これもS先生の数人のためのレッスンのお蔭様でもあります。
明るい音程、暗い音程、前に音を出す、マスケラに響かせる、喉を開ける、口の形を意識する、 母音を響かせるなど、どんどんと、納得できることが多くなりました。
自分の中で腹式呼吸が意識できているとやれることが多い事に気付きます。
逆にできていないとひどい事も分かります。
「いきいき七夕交流発表会」で前に居て拝聴していると(ああこのことか)とても勉強になりました。
練習でも、席を替えてみると発見があるからと教えていただいているのですが・・・。
『グローリア ミサ』全曲を聴いていて馴染を感じるようにもなってきました。
そして、曲の想いをとらえながらどう、演奏するのか、客席に何をとどけるのか、 あと、数ヶ月となったこの頃、楽譜への書き込みが増えていきます。

《歌苧》


西洋朝顔


●「練習をふりかえって」
2015/05/28

粟や守門の雪がみるみるなくなってしまいました。
乾いた風が吹く毎日です。
苗を植えてもらった田んぼがきれいです。

「グローリア ミサ」の練習日のよく日に全曲や音取りで振り返ると分かりやすいことにようやく気が付くようになりました。

難解、無理、という意識からちょっとでも、と思えるように、少しだけ変わってきた自分です。

練習でやった音程や拍や言葉に意識がいくようになってきました。
音取りを聴きながら合わせて口ずさむことを時にはやるようになりました。

《歌苧》


皐月 (さつき)


●「練習が楽しいです:その2」
2015/04/30

あっと言う間もなく、4月の最終日。
しばらく続く好天に、童のような者である私は、毎日お天道様の下です。
ネコと日向で新聞に目を落とし、果ては、土と戯れます。
三度の食事とその都度のお茶で過ごします。
ようやく、日が落ちてアルコールと戯れる日々です。

最近の練習では、「エエッ」と言う間もなく、まだ完成してもいない。
見たくも、乗りたいとも、いいとも、関心も持ちたくない。
あの某民間電導超高速大深度地下通過等列車的を想わせる驚異的な進度。
巻末に至りました衝撃があまりにも大きく、暗澹としました。
けれども、楽しさの予見もあったのです。

その落ち込みをやわやわともみほぐしつつ、「あと、49回練習して何とかしましょう」と救っていただきました。

あちら、こちらに心を預けつつ、夕暮れを愛でながら読書。
傍らにネコとビール。
しばらくして、やっぱり、肉体派、体育会系、行動派?
パート音取りCDを頭から流して発声。
「近所がないからいいけれど、ひどいものだ、練習だから仕方ないか。」と、連れが言う。
はじめて、無駄な抵抗もする気もなくカラオケを歌うようにして過ごす。
ああ、きもちいい。何度でもやり直す。
業が煮えない。よかった。俺は、この歌に向き合っている。
普通にやったら、やっぱり、愕然とすると思う。
飲むことで好きなことをやっている気持ちが、やらせてくれている。
五月だから。

《歌苧》


アッツ桜
(アッツざくら)


●「練習が楽しいです」
2015/03/29

3月28日、土曜日の夕暮れ前、守門と粟が薄いばら色に輝きました。
まさに、春の光の色でした。
白鳥が鳴き交わしながら空行く姿も見なくなりました。
もうすぐ、ツバメが渡ってくるでしょうね。

『ソロモンの偽証』映画も小説も怖いけれど面白くて、はまってます。

『グローリア ミサ』Credoに入りました。
音程の上がり下がりに加え、きれいに並ぶ半音の階段や複付点音符。
きれいで、いい心地になります。
4声で時間差で出る、かぶさってくる、すると、もう、オロオロです。
回数でなじみながら身に付けるしかありません。

それにしても、明るく、きれいな曲ですね。

《歌苧》


馬酔木 (あせび)


●「力が湧いてくる練習(2月)」
2015/02/27

もう、2月が終わろうとしています。どんどん、周りの雪が減っていきます。
先週、弥彦神社の参道から登山道へ入り頂上を経て八枚沢に降りました。
今までは頂上に着くとそのまま同じ道を戻ったのですが、少しだけ欲が出ました。 運動時間、運動量を増やさねば、と。八枚沢には登山口があり、小さな滝と滝壺がありました。
夏だったら気持ちよく水浴びをして汗を流せるのではと思ってしまいました。
半世紀前位なら見逃してもらえたでしょうけれど、今なら顰蹙ものでしょうね。 八枚沢から頂上を経て第一駐車場まで5時間の行程は久しぶりにきつかったです。

さて、その弥彦の山歩きも欲が出るくらい筋力がついてきたのは合唱練習の賜物であるということを感じています。
菅野先生が常に指導くださっているベルカント唱法が、船橋先生のご指導で、那須先生のご指導で、いつも「腹を使って」とおっしゃっています。
それが、私、最近は発声や合唱練習で腹回り全体が動いていることを実感しています。
つい、この間までそんなことは、なかったのですから。そうなると、歌い方にも効果が表れてきています。
拍を読めない、刻めない腦が、身体が腹から呼吸をコントロールすることで拍をきちんと刻もうとしていることができるようになってきています。
何ということでしょう。こうなってくると楽しいですね。

《歌苧》


クロッカス


●「力が湧いてくる練習」
2015/01/28

穏やかな日和が続き、まるでそろそろ、学校あたりからは「蛍の光」の練習曲でも聞こえてきそうな気がしてきます。
さて、またまた、図書ですが、富山和子さんのジュニア向け講談社青い鳥文庫のシリーズ「海は生きている」「お米は生きている」「道は生きている」「森は生きている」「川は生きている」が心に沁みます。
それは、祖先のささやかだけれど、きつい仕事が生業であったこと。
それが、しかし、国土を豊かにし、植物、動物のみんなが、生きるものみんなが互いに支え合うという結果を生み出していたことが読み取れるからです。知っていたつもりで知らなかったことがたくさん描かれています。ぜひ、ご一読を。

私、先週は練習を欠席いたしました。譜読みが進んでいるので不安でしたが、楽しく練習できました。
それというのもすぐ後ろにきちんと先導してくださるように朗々と歌ってくださる方々がおいでだからです。
加えて、普段「ながら」でCD全曲を流していることが生きているようでした。
以前から、思うと先生のお話も体感的にも理解できることが増えています。
思い描きながらお話を聞いたり、声にして歌ったり、音程を確かめるのが楽しい時間でした。
新人さんもどうぞ、いらっしゃぁい。

《歌苧》


冬牡丹(ふゆぼたん)


●「課題山を為す年でしょうか?」
2015/01/14

2015年が年末から新年さらにはここ何日かも予報とは違って穏やかな日々の連続で、私は、(これでいいのか雪国よ!)という心境です。
そんな非日常を好む情緒不安定の私は、重松さんやあさのあつこさんの小説に慰めをいただくことが多くあります。
今回は、さだまさしさんです。図書館で貸し出しを受けた「はかぼんさん 空蝉風土記」がよかったです。

さて、新年に入っての練習は2週連続の那須先生によるご指導でした。
体ほぐし(歌うことは肉体労働です)から始まって発声を丹念に行いまして、望みの音程を高みからサッと掴みあらわす技の修練へとつなげていただいております。
私も今年はできる限りに音名を音にしながらリズムを辿りつつそれを歌詞に置き換えていくことを実践していくつもりです。
それにしても、団の課題は、男声がいてほしいことです。
春を過ぎると来てくださる方もおられるかと期待いたします。
が、さらに、私のような経験のない楽譜もなかなか読めず、楽典などは一層未知であっても、 素晴らしいご指導により皆さんと共に歌える喜び、練習が与えてくれる充実感を多くの働き者の男たちにも知っていただきたいです。
合唱に対する偏見のあった私がそう言うのです。やってみると違うんですね。
ご自身が参加されなくても、身近な働き手を合唱団に送り込んでください。
今年も、よろしくお願いいたします。

《歌苧》


ヒマラヤ雪ノ下


●「クリスマス会に訪問演奏」
2014/12/25

2014年12月21日。市内のとある施設でクリスマス会がありました。
そこで、クリスマス会の前半部をアルカディア混声合唱団と過ごさせていただきました。
20名近い団員が「もろびとこぞりて」などクリスマスになじみの歌を2曲歌わせていただきました。
その後、ご一緒にどうぞ、と「赤鼻のトナカイ」「ジングルベル」を歌いました。
会場のみなさんもだんだんに懐かしい歌に表情が和らぐご様子でした。
「上を向いて歩こう」では、たくさんの方が口ずさんでくださったり体で拍子をとってくださったりして楽しんでくださいました。
大きな声で歌うことはなさらないけれど、大勢のお顔が喜びを表していらっしゃいました。
短い時間でしたが、歌を通して気持ちが通じ合えた気持ちでした。
合唱団は、年に数回このような訪問演奏を受けさせていただいております。
少しでも音楽に親しんで頂きながら市内で合唱に取り組んでいる人たちの姿を身近に知っていただけたら嬉しいです。
 
《歌苧》


クリスマス会


●「日々新た」
2014/12/18

2014年12月9日、発会式。
先生がおっしゃいました、「ドレミで譜面を音声にしましょう。音程をとらえましょう。
鍵盤などで確かめながら3音を上がり下がりするなど」という技法でアルカディア混声合唱団が更なる伸長を遂げることができる、 そのために歌をよく理解しているプッチーニが若い時の作品で、今まで合唱団が取り組んできた作品とは、 異なる世界であるということをあらためて船橋先生が発会式でお話しされました。

2回目は那須先生が指導くださいました。言葉が今まで歌った歌詞であることからは、 いいのですが、音に歌詞を乗せる難しさを教えてくださいました。
本当に明るい華やかな曲ですから、早く身に付けて表情豊かに合唱できるように励みたいです。
  
《歌苧》


シクラメン


●「高揚感に満ちた日」
2014/12/01

2014年11月29日、30日の2日間、アルカディア音楽祭がありました。 たくさんの方のご来場に感謝申し上げます。
また、様々な面から多様な方々から支えていただいたことに感謝申し上げます。 また、天候も天からの賜かと思えるほどに穏やかだったように思えました。

1日目の生き生きコーラスによる歌声は色彩豊かな編曲が施された日本の歌曲メドレーでした。 日本の昔からの美しさと豊かな情緒が表現されていたのではないでしょうか。
サークル指導の先生方のご指導もあって、楽しく心豊かに歌わせていただくことができてとても嬉しかったです。
そして、矢澤宰さんの組曲からの歌、菅野先生の詩に寄せる思いをいただいて歌わせていただきました。
天空の彼方、矢澤さんにも届いたことでしょう。

2日目のモツレクは、個人的には、指揮を見ているあまり、歌詞が・・・なんてこともあったりしましたが、 それ以上に今までできていなかったことができたりしたことの達成感の方が勝りました。
船橋先生の全身が曲の進行に伴ってすさまじい様相、こちらが天国を想像してしまうような表情など、 物語を描いておられるようにも私は感じ入ってしまいました。

本番前の船橋先生から求められての金子先生のお声に力をいただき、 那須先生のご指導に意欲を炊きつけて頂いた上に、船橋先生から直前のお言葉で前向きの元気を頂いての本番でした。
本番はアルカディア音楽祭管弦楽団の美しくも温かい音色に包まれながらの合唱でした。
生き生きコーラスとモツレクの伴奏の中、片野様のおかげにて、管弦楽の方々を身近に、 親近感をもって演奏時間を過ごせたことも素敵な時間でした。
そして、終了後のレセプションで、ソリスト、コンサートマスターの先生方、 指導の先生方の音楽文化に寄せられた素晴らしいお話にも学ばせていただきました。

私のような初心者がこのような幸福感に満たされる合唱団の活動です。 心身の健康にももってこいです。
公民館のサークルでも力を付けることができますからみなさん、合唱団にいらっしゃいませ。

《歌苧》


ネリネ
(ダイヤモンドリリー)


●「はらはら、どきどき」
2014/11/07

最近、守門の沢筋に白いのが見えました。遠くの飯豊も以前から白いですね。
練習では、ずっと指導いただいてきたことであるはずのことが、あらためて、体を通してほんの少しだけ、理解し体感することができるようになってきたこの頃です。

・一人一人の音は違うが、きちんとした発声をしているなら音程は合う。
・音程の移動を喉だけでやったら、音程は正しいものにはならず、しゃくり上げるような聞き苦しいものになる。
・話すように歌う。言葉を話す。言葉を伝える。
・おなかで支えて声帯を広げ、常に頭の一定の所に音を響かせながら高い音もふらつかず、狙った音を最初から出す。

ざっと思い出すのは以上のようなことです。バスやソプラノ、ピアノの音が以前よりもよく聞こえるようになってきた分、曲の美しさや難しさも感じるようになってきました。緊張のあまり、出だしがいつもはらはら、どきどきです。

《歌苧》


蝦蛄葉 (しゃこば)
サボテン


●「音の出し方」
2014/10/04

最近になって読んだ富山和子さんの『日本の風景を読む』(NTT出版 見附市図書館)が心に残って離れません。
日本の田園風景写真が印象を一層深くします。
自然に感謝しながら、自然が野蛮になりすぎないように(?)手を入れる先人からの知恵を大切に実行していく必要をあらためて教えていただきました。
加えて、木曽駒の噴火がいろいろなことを思わせるこの頃です。しっかりと受け止めていきたいです。

さて、最近になってようやく呼吸の大切を実感するようになりました。
息継ぎの時機、丹田あたりにサッと息を取り込む(先生方は、緩めた瞬間に入ってくると仰言います)ことなどが、まだぎこちなく、意識してやっている状態です。
それでも、息継ぎがうまくいくと長く音を出せていることにも気がつきました。
練習中に雑念が生じて、音程や拍が全然、ちがうものだったりという恥ずかしいことにしょっちゅう、ハッとしている自分もいます。
練習中におなかやその裏側に手を当てて、先生方がおっしゃる、エンジンが動いているかどうかを確かめると、お腹の方はそれでも少し動いていることが分かりました。 これが、裏側でも横でも確かめられるようになりたいものです。ということで、私自身の最近は、大きな声を出すことよりもいかに息を平均に保ちつつ、音が鳴り響く位置を変えないで、長く、最後までしっかりといい顔でやり通すことが課題の1つとなりました。
課題をもって取り組めることは実に嬉しいです。

《歌苧》


金木犀 (きんもくせい)


●「ようやく熱くなってまいりました」
2014/09/12

9月の便りとともに、朝晩の冷ややかな空気を感じるこのごろです。
雨がまたもや極端な降り方で、どこでもひどい状態が悲しすぎます。
まさに、神仏に祈りたい気持ちです。

強化練習を境にして、発見の多いこのごろです。
特に、男声の少人数で集まって練習しているとき、伴奏に集中し、バスの音に集中し、バスの練習の時に小さく口ずさむなどして、知る喜び、見つける喜びに浸る瞬間があります。

定例の練習では、先輩の音に乗せていただいて、後追いで精一杯、とても先生のお話を理解したり、音楽を感じたりするゆとりもないことが、ゆっくりと噛みしめながら味わえるのです。

そうして、練習の場で先生が、「よく歌えていますね、練習してますね」という言葉をいただき、初めて喜びの時間になります。
少人数で繰り返す中で、何となくであった音程や拍子のことなどを思い知らされ、きちんとしようという意思に駆られます。
それも、素直な気持ちで。この感動を大切にしていきます。

《歌苧》


見せばや (みせばや)


●「お盆明けの強化練習がありました」
2014/08/17

あの、とっても暑かった、太陽光線はどこへ行ったのでしょう。
私は、夏だぜ、山だぜ、とお盆前に表銀座縦走、大天井岳、槍ヶ岳を歩いてきました。
コマクサは元気で楚々として美しかったし、薄暗いような中、保護色で見えにくかった、いかにもうまそうな(冗談ですよ)雷鳥、印象的でした。
それにしても、初日だけ晴天で残りの3日間は霧雨の中でした。
でも、やっぱり嬉しかったので、気分はずっとルンルンでした。
山の神様、ありがとうございました。同行の山の友さん、ありがとうございました。

そして、お盆も終わり、8月17日(日)10時より「モツレク」の練習をしようと、たくさんの人が集まりました。
指導の先生もお二人、女声をご指導くださった菅野先生。男声をご指導くださった船橋先生です。
もちろん、ピアノの金子先生、女声の演奏に付いてくださいました。
私ども、男声ですが、女声に比べて圧倒的少人数だからこそ、先生の傍、近くでいつもの通りに超〜まじめに、普段以上の声量を発揮していました。
そして、先生からいつものように、見えて聞こえていらっしゃる訳ですが、いつものように丁寧なご指導をいただきました。
それは、菅野先生が50分前後、丁寧にご指導くださった発声練習に基づくものでもありました。
つまり、次の音を脳が考えていて、今の音を出しながら、事前の準備として声帯(口の形が作用する)を機能させるという技能、でしょうか。
また、菅野先生は、いつもおっしゃいます。「ステージの上で肉体労働をしているのだから・・・」と。
私たちは、ご指導いただきたく、賢明に歌いました。大勢に紛れてやり過ごすこともできないので正直に全力投球でした。
それぞれに、自分が現在の善し悪しがとっても、よ〜く自覚できたことと思っています。
パート別の自主練習が行われているこの頃です。今日の成果を確認するためにもますます、自主連が盛んになるのではないでしょうか。
あと、3ヶ月、よっしゃあ、という、意気込みしかありません。先生がおっしゃるように回数をやって体で覚えるしか有りませんから。
それから、模範演奏を繰り返し聴くなどしながら、テンポも染みこませていきたいと思った私でありました。
♪ありのままに〜、近い私が、今のところ、今日の疲れが全然ないのは、先生方の魔法のお陰様なのでしょう。
え〜っ、じゃあ、魔法が解けたらどうなるんでぃ。て〜〜っ、かもね。

《歌苧》


月下美人(げっかびじん)


●「一人一人が音を響かせることの大切さ」
2014/07/31

新潟県の梅雨も明けて、夏本番到来の日々となりましたね。
この明るく強い陽光の中を飛びゆくカワセミを先ほど目にしました。
年に1回くらいしか見ることがないので、見たときはとっても嬉しいです。
連休明けに、日帰りで尾瀬ヶ原を歩いてきました。
キスゲやワタスゲなど多くの人にも知られているであろう植物が盛りを終えようとしていました。
至仏山と燧ケ岳が単調な原に見事な存在感でした。
遠くまで行かなくても、こんなに心身を緑の中に溶かしてしまうような開放的空間があることに感謝でした。

さて、「モツレク」です。私自身が、このように呼ぶようになるとは、思ってもいなかったことです。
それほどに、私自身の中に存在感を占めてきているのでしょう。
クラシック、作曲家、合唱など本当に知識も鑑賞の経験もないない尽くしの人間が、畏れ多いことです。
ですから、とにかく、聴きまくっています。オーケストラの音やテンポの変化など、 練習中に先生がいろいろご教示くださる事柄を思い起こしてという具合までには、至っていませんが。

先日の練習で楽譜の最終ページをご指導いただきました。
だから、自分で難関を越えられるように楽譜を見ながら、音を聴きながら、正しい音を出せるような 取り組みをしなければならなくなってきました。本当に、書くのも恥ずかしいばかりです。
8月は、強化練習もあります。少ない男声陣ですが、一人一人、できることをがんばっています。
今、強く意識していることは、母音を響かせる、母音を揃えることです。
それには、体全体を使い切って、長い息遣いが必要になります。
発声練習の体ほぐしでも実感するようになりました。
また、合唱サークルで唱歌や抒情歌などを歌うことで強く実感するようになりました。
達成感のある、夏にしたいです。
  
《歌苧》


向日葵 (ひまわり)


●「本当に、大変、モツレク」
2014/07/03

草の生い茂る川端に十を数えるほどもない蛍がゆら〜り、ゆら〜りしていたのも束の間。
久しぶりの雨上がりの大気には、いつもにはない野面のにおいでしょうか、生命の安らぎを想わせるようです。

先日、「歌苧」についてお尋ねがありました。
ええ、実は、一杯やりながらペンネームを考えたのが「歌苧」です。
麻ではないのですが、昔は。繊維にも用いられたかのような植物でイラクサのたぐいらしいです。
漢字がイモ(芋)に似ていて、ややこしや〜ですが、芋も繊維質たっぷりとか。
そう、歌に取り組んでいるけれど、地味に、気長にやっていくことで、植物から繊維にまで仕上げていくことにあやかって、難儀な気の遠くなるような、という私の想いであります。

先日は、中央公民館で「うたごえの集い 七夕集会」が開催されました。
私は、初めて参加させていただきました。
発表会に臨む子どもたちの心境が分かるような気持ちでしたが、それだけに、達成感がありました。
ありがとうございました。
その当日の夕刻には、11月に開催される、見附市恒例のアルカディア音楽祭に参加される市内のコーラスに取り組まれているサークルの皆様とアルカディア音楽祭合唱団が音楽祭実行委員会主催の団結式に参集いたしました。
顧問の皆様やご指導くださっている先生方に一堂、あらためて、音楽祭までの練習、交流、学び合いを楽しみながら突進していきたいと心中ひそかに誓ったであろうと思います。
なんちゃって、すぐその火曜日は、船橋先生の練習日でした。

いよいよ、「レクイエム」の楽譜は、ようやく終盤に近づいています。
先週の菅野先生の気迫・厳しさがいつになく、畏れ多かったばかりですが、またしても、船橋先生も手綱を緩めてはくださいませんでした。当然です、よね。
いちいち、私のような楽譜を見てもその音を頭脳でイメージできないのが音を出しているのですから。
と、愚痴っている場合じゃない。池田さん、助けて〜。
長岡市や燕市、近くや遠くから発表曲に関わらず、指導の先生方が着実に私達、参加者の器量を引き上げてくださっていることを自覚いたします。
これをご覧になった男性の方、男声に参加ください、助けてください。
  
《歌苧》


苧(からむし)


●「こころ、あらたに・・・」
2014/06/17

6月に入って、雨が少なく、日照もさほど多くもなく、過ごしやすいようなそうでもないような日々が続いていますね。
粟や守門には、いつも霧雨がしとどに・・・なのでしょうか、いつも、霞んでいます。

さて、訪問演奏と夏彩ほのぼのコンサートをお陰様で充実感をもって終了させていただくことができました。
陰に陽に支えてくださった皆様方に感謝申し上げます。
私自身は、未熟で後悔ばかりですが、菅野先生の力強くも優しい歌声は、いつもながらに故郷で過ごしたころを思い起こさせてくださるようでありましたね。
若いお二人の息の合ったハーモニーも新鮮でしたね。
ということが終わって、さあ、モツレク、ああ、やっぱり、たいへんなんだ。
そればっかりの私です。
今夜も、船橋先生からのご指導をいただいて、いきなりの歌いだしからの音程や母音をしっかりと発しての滑舌などは、慣れるしかなく、聴きあっての練習が大切のようです。
よおっし!特別練習も気合を入れていこう、と思っています。
これをご覧になった男性の方、男声に参加ください、助けてください。
  
《歌苧》


紫陽花(あじさい)


●「ああ、練習の度に思い知らせることよ」
2014/05/23

あちこちで、野球やテニス、サッカーが行われ、堤防を走る人や歩く人、 自転車を颯爽と走らせる人などを目にすることが多くなりました。
そう、春の運動会のシーズンでもありますね。

声を出して歌うためには、やはり発声練習が大切だということを今頃になって実感しています。
でも、合図の音に合っているとは思えません。
そんなだから、合唱練習が始まっても何となくそれらしい音が出せているだろうか、と不安に思うことがほとんどです。
しかも、早口言葉のような歌詞に母音が子音が、だの、変な抑揚を付けないように、テンポよく、とか、今、ざっと思うだけでも 実にたくさんのことが山のように私の前にそびえています。
歌詞を一定の音の長さに押し込む練習が緊急の課題です。特別練習でやるっきゃないですね。

6月1日(日)は、見附市特別養護老人ホーム「大平園」で訪問演奏をさせていただきます。
その足で、午後3時15分より見附市まちの駅・健康の駅「ネーブル」多目的ホールで恒例の 「夏彩ほのぼのコンサート」を開催させていただきます。
春から初夏にふさわしいふるさとを思わせる歌や声楽家の先生方の歌曲をぜひともお聴きになってください。
名曲「エーデルワイス」、復興ソング「花は咲く」をともに歌いましょう。
お待ちしています。
  
《歌苧》


雛罌粟(ひなげし)


●「音程を保ために、口の形は・・・」
2014/04/30

4月13日(日)守門山の大岳に行ってきました。
頂上周辺のきれいな雪の白(黄砂や塵などで黄色や黒などに汚れていない)、 麓の所々に雪を残すものの青色に広がりゆく平野部の全体が、まさに海の色のようでした。
何となくの花曇りの感じでしたが、一目で景色全体のへりが「地球は丸いぜ」と 石川セリが歌う、武満徹作品「○と△の歌」を思わせてくれるようでした。
また、先日は、長岡市民ハイキングで八方台まで行きましたら、まだ、サクラがいいぐあいでした。
下山の城山コースは、桜吹雪でした。

さて、山の高低ではありませんが、音程の高低、半音ずつの移動など本当に困ってしまいます。
そこで、先生は常から私たち団員にお教えくださるのですが、初心者の私には、 今回ようやく、そのことが、何となくではなく、とてもよく分かったと思えることがありました。
口の形を縦にすることで、声帯の緊張を保ちつつ、滑らかに音程の移動ができる、 正しい音程がだせるということです。
歌は、体育会系活動、テクニックが必要と、ことあるごとにおっしゃいます。
できるように頑張りたいと思った次第です。
先生のご指導はいつも、時間と共に熱を帯び演技性に満ち、私たちを夢中にしてくださいます。
本当に、素晴らしい実技指導と論理的なお話で未熟な者もいつのまにか、 発声について、知りませんでしたとは、言えない世界に導いていただいてます。
  
《歌苧》


蓮華草 (れんげそう)


●「ようやく、楽しくなってきた「レクイエム」です」
2014/04/17

桜咲き、霜降るこの頃、ストーブが手放せません。ご老体ですね。
そんな、こんなで、もう発会式になっちゃいました。
ひと月ぶりとおっしゃる先生、編成を替えちゃいました。
すると、ソプラノが分かりやすくて、しかも、バスもしっかりと聴こえて、新鮮でした。
心なしか、無責任な感じで堂々と声が出せました。
お蔭で今宵初めて、範唱に合わせて最後まで声を出すことができました。
すんごい、嬉しかったです。

最後に、先日の少年少女合唱団、とってもよかったです。
まさか、何の想像もしていなかっただけに(失礼)、魅了されました。
子どもたちの歌って美しいですね、その歌声が。
  
《歌苧》


桜 (さくら)


●「レクイエム が・・・」
2014/03/31

いやぁ、雪下ろしもさせてもらわないままに、冬が終わりそうです。
喜んでばかりはいられないように思います。
もちろん、私は全然喜んでませんし、むしろ、嘆いております。

さて、レクイエムがだんだんと(いいなぁ)と思うようになってきました。
どこが、どう、いいのか、そのようなことは全くわかりません。
しかし、合唱団で練習しているときに、聴こえてくる伴奏がきれいだと感じているのです。

当然、そこに乗っかっている各パートの歌声も(おおぉ・・・)というようにひきこまれる瞬間があるのです。
もっと、聞きたい、と。

それを、想い起すと、たった一人で、歌詞を声にする寂しさが少しだけ薄れる思いです。
一人の週1回もしかしたら、やれるかなという、ほんの数分の練習にかかれそうです。
  
《歌苧》


寒緋桜 (かんひざくら)


●「レクイエム は・・・」
2014/02/13

いやぁ、晴れた日の夜の星座のおっきいこと、くっきりとしていることったら、ほんと、ものすごいの一言ですね。
街中にあってもそれはよく見えるでしょう。ほんと、新潟の冬の夜ではありませんね。

さて、「レクイエム」の練習ですが、発声についていつも教えをいただいておりますが、「いきなりがツーンと力で強い音をぶつけるような発声はない、優しく楽器としての体を奏でて柔らかい音を長く一定に響かせる」といった印象として記憶しました。
そういえば、最近は、特に目立って力強い発声が目立たなくなっていることを感じていましたが、それでしょうか。自分でも、向きになっていないこと最近意識しています。変わっていく自分を知る喜びがあります。

先日、密かに特別練習をやりました。いいえ、実はみなさんお忙しくて、出ておいでになれなったから、まるで密かに行ったような形になったのですけれど、それは、それは、とても賑やかに盛り上がった練習となりました。
定例の練習日では早出練習をされている方々もいらっしゃいますから、力が入りましたよ。しかも、成果は確実にありました。それは、仲間内だから間違っても平気、間違うから何度でも繰り返せる、分からない所や気が付いたことを声にしてお互いに確かめ合うなどの自発的な練習が達成感につながっています。
その翌週の練習日に先生から、「今日はみなさんよかった」と認めていただきました。また、近いうちにおさらい会をお願いしますので、ぜひご参加ください。
  
《歌苧》


福寿草 (ふくじゅそう)


●「難儀ぃですね、「レクイエム」は・・・」
2014/01/22

アメリカの寒波、すごかったですね。
それほどではないものの、1月中頃の朝晩の冷え込みは、最高でしたね。
家のガラス窓は昔ながらのふつうのサッシで内側の枠には白い霜が凍り付き、冷凍庫状態でした。
それだけに、満月に近い月明かりの透明なこと、まさに身が引き締まる美しさでした。

1月第1回目の練習は、その夜にありました。アルカディア文化会館が改修中ということで中央公民館視聴覚室での練習でした。椅子を並べると部屋いっぱいの人で埋まりました。いつものように丁寧な発声練習です。あくびの形で声帯を引っ張っているからでしょうか、出なかった声がだんだん楽に出てきます。決して大声ではありませんが、全身で出しているという感じになってきます。先生のおっしゃる支えの声、という感じでしょうか。そして、

 U.KYRIE
 V.SEQUENZ No.1 Dies irae

の練習に入りました。歌詞の読み方からパート毎に楽譜をなぞって音を出しました。
うまい人たちが多いので初心者の私は安心してひどい音程とテンポで声を出しています。
当然、視線を感じるのですが、許していただくよりありません。
これが、練習なのですからと。曲の途中で細かい上がり下がりがあって、音楽や合唱も初心者の私には、だんだんと、どこをやっているのか分からなくなってきます。で、なおさら、目を楽譜の上に泳がせていました。
すると、先生は、「分からない、という顔で指揮を見てくれるとそういう状態がよく分かるから、分かっていてできないのか、分からないでいるのか、指揮者に分からないような態度はよくない。」と教えていただきました。
「アハハハハ」と照れるしかありませんでしたね。「細かい音が続いているそこでは、小さめの音を出している方が自分自身分かりやすい筈、」と教えていただきました。

いつも、間違いをおおらかに受け入れてくださいます。それが、「練習なのだから、」と。そして、いつも、おもしろい具体例を示して、笑わせてくださいながら、本当のことを教えてくださいます。だから、いつも、温かい心持ちで家路に着くことができます。感謝です。
  
《歌苧》


水仙 (すいせん)


●「レクイエム 練習第1回に参加しました」
2013/12/17

一気に寒気が訪れて、雪が降り積もるかと思いましたが、何という幸いでしょう。
「レクイエム」初回の練習日は誠に穏やかな大気でした。
そして、初回に登場されたそれぞれに経験や期待に満ちた想いの方々が新たに参加してくださいました。
ようこそ、アルカディア音楽祭合唱団へ、あらためまして、どうぞ、よろしくお願いいたします。
そして、本日の練習ですが、最初に大塚実行委員長のお話がありました。
「戴冠式ミサ」は、普段から厳しい批評をされるお方が、誉めてくださった というではありませんか、嬉しいですね。初回ご指導の菅野先生は、 常に初心者のようにして基本的な練習が熟練した人であっても重要であること、 横隔膜を膨らませて発声すること、音程を何となくとるのでなく、 狙っていくことなど、いつもと同じにお話くださいました。
それは、いつものように、初めて聞くのと同じ新鮮さを、私は感じています。
多分、自分自身がそうした教えを楽器としての身体が僅かでも実現するまで。
金子先生は、ピアノも大変なのです、とおっしゃいました。
へぇ!先生がそんなことを、驚いた分、恐るべし「レクイエム」と思いました。
更に、那須先生は、「レクイエム」は、堂々の初心者とのこと、 初心者ゆえの強みもあるのだ、ということでした。
いつもながら、菅野先生の温かい励ましと大らかなご指導で第1曲を練習させていただきました。
はやくも、次回からが楽しみな気持ちです。こわいもの知らずです。
  
《歌苧》


シクラメン


●「ソリストやオーケストラを間近にして全身で聴く」
2013/12/11

新潟の冬にしては、夜空に月・星を見ることが多いこのごろです。 野鳥にしても近年は関東で見るようなものがこの地でも見ることが多くなりました。 昭和60年の大雪以来、どんどん冬の気候が変わりつつあることを雪の状態で感じています。

さて、やりましたね、2013年アルカディア音楽祭。
チケットを購入してくださった三条市民の方は、圧巻だったと話してくださいました。
女性の大人数に対して少ない男性陣だったが、よく声が聞こえたということでした。
私は、はっきりと間違った所があって、その音が(あっ)と思ったときはもう空間に放たれてしまいました。
それにしても、やはりステージにいてソリストやオーケストラを間近にして全身で聴くことができるって素晴らしいですね。
そして、船橋先生の指揮がさらに私どもの心情に働きかけてくるものがひしひしと伝わってきました。
昨年の「第九」からまだ、2回目の経験でしかないのですが、最高の気分です。 よく、祭りの後の後の寂しさというものを感じることが多かった者ですが、アルカディア音楽祭に限って、それはないのが驚きです。
それだけ、自分なりに主体的に取り組めたということなのでしょうね。

さあ、また、直に「レクイエム」練習が始まります。
見知らぬあなた様もいかがですか、一緒に歌いましょう。
粟ケ岳のてっぺんが純白に輝いています。童心の私の心はワクワクと弾みます。
雪が、冬が嫌いな方、ごめんなさい。
  
《歌苧》


ポインセチア


●「高まる緊張感」
2013/11/03

休日に秋山郷を訪れました。
苗場山の3合目登山口に車を止めて目の前に見える山を見れば何と、針葉樹らしき立木が樹氷に覆われたようにして、白い針のように光り輝いているではありませんか。
その近辺の沢筋にも雪が見えます。
そう、鳥甲山にも。登山口近くの「養楽館」は鉄分で茶色のお湯ですが、塩分が濃く、全身がとてもよく浮きます。
温度も適温でまさに、湯治にはもってこいです。
そんな休日明けの練習日。まだ、きちんと言葉にならない所、音程がちっとも取れない所など、多々ですが、いつものように気を大きくして出かけました。
録音を聴いてはいるけれど、どなたかのご指摘のように譜面を見ないでいるので、やはり、効果は薄いようです。
ある練習では、いきなり曲の後ろから始まりました。新鮮でした。
(これこれ、歌えないんですよ〜)なんて、芯から気分が舞い上がったりして、その部分が印象に残り、 おかげさまで、課題が一つ見えたりしました。また、ある練習では、いくら頑張っても頑張りや体力だけでは・・・。
音程が取れないことには、(とほほ)でした。ただ、声を出して聞こえてくる音を頼りに追っかけていたのですが、よそのパートも口ずさみながら遅れないように、一緒に出れるようにできる部分を増やすなどして何とか前向きにならんとするこの頃です。
夜が寒くなってきます。風邪などひかぬようにしたいです。
それにしても、星がきれいです。
  
《歌苧》


菊 (きく)


●「学びの場」
2013/09/12

9月も半ばとなり,練習にはいよいよ各パートとも熱気に満ちています。
合唱に不慣れな身としては早口言葉のような所もあって口をモゴともせぬうちに、シーンとしたような場面になっています。
ササッとやったら音程はともかく無事ポイント通過みたい。
そんなこんなで、あっという間に1時間近くが過ぎます。
で、少し落ち着くと、自分のダメ音がすごく分かったりまぁまぁだと思ったりする自分がいて、結構、なじみつつあるかな、と思うとうれしいです。
でも、散歩で録音を聴くたびに、恥ずかしさを通り越して笑うしかありません。
発声練習は、音程を自分で作ることができるための場面とは、確かに有意義な場面ですね。
合唱団の中に在って、自分の音を何気なく聴いているのではなく、考えながら聴く、且つ音を出すのだから、準備運動とは違うのですね。
いつも練習が終わる頃には、薬が効いてくる感じです。修行だ、ありがたい、感謝の念が湧いてきます。
週1の魅力・魅惑の、非日常の世界です。
  
《歌苧》


彼岸花 (ひがんばな)


●「音楽の力」
2013/08/18

アルカディア音楽祭合唱団の稽古がお盆に入ってお休みです。
だから、散歩のときに稽古日に録音した音を聞きながら、口真似をしながら曲に親しんでいます。
そんな、お盆も過ぎた今日、8月18日(日)午後2時から見附市中央公民館で行われた「みんなでつくる ほっ とコンサート」に出かけさせていただきました。
ピアノ(2名)、ヴァイオリン、ヴォーカル(2名)5名の奏者は全員が女性でした。
やはり、音楽の力はすてきでした。「金子みすず」の詩や「いのちの歌」には心が動きました。歌唱力、演技力が印象的でした。
また、久しぶりに聴いたピアノの力強い音色とヴァイオリンの生音の繊細な響きに魅かれてしまいました。
あらためて思うところです。練習を頑張って「歌えた」という達成感を味わうぞ、と。
  
《歌苧》


芙蓉(ふよう)


●「特訓の日」
2013/03/31

早いもので今日で3月も終わりです。2013年も4分の1終わってしまいました。
そんな事とはあまり関係はないのですが、本日10:30から16:30まで、中央公民館にて「強化練習」が行われました。
船橋先生曰く「特訓の日」
前回26日・今日・そして次回4月2日の3回の船橋先生の練習で、不安な部分を無くし、本番指揮者の菅野先生の練習につなげる、つまり、音とりを完璧にして、次の「曲作り」に進めるようにすることが目標です。
男女別れて、那須先生・金子先生からもご指導いただき、みっちり5時間!!(昼食休憩が1時間ありました(^.^)
でもね、あっという間でしたよ。
長いと感じない。
厳しいけれど、辛さを感じない。
それは、先生方のお力ですね。
最後の1時間で、男女合わせたのだけれど、今までと比べて、歌っている時に、他のパートの存在を感じられるようになりました。
合唱する上で、まだまだ最初の1歩だけれど、大事な1歩。
今日の特訓の成果です。
これを、確実に明後日に繋げたいな。

船橋先生ご推薦。
眠気覚ましの「男梅」
別れて練習してた4時間。
男性達の密やかなブームだったのかしら?
特訓の中味は、どうやら秘密……らしい(^。^;)
  
《ソプラノ モモコ》


柊南天 (ひいらぎなんてん)


●「Happy White Day ♪」
2013/03/12

本日那須先生の練習日。
「落葉松」の中の ♪飛騨高原の春 と ♪あなたと私と花たちと 途中休憩を挟んで、復興支援ソング「花は咲く」を練習しました。
少しは慣れたかなぁ(:^_^)
でも、まだパートごとの「タテ線」があいませぬ〜(;_q)
『落葉松!なかなか手強い!!』
でも先生方や仲間と、頑張っていこうq(^_^q)!!

ところで!!
先月の今日、つまりバレンタインデーの前々日に、女性から愛(義理?)のチョコを進呈したのだけれど……。
流石!
男性から女性にお菓子のおかし……じゃなくてお菓子のお返しがありました。(^-^)
なんて義理堅い人々(笑)!!
ありがとう(*^_^)ノ♪
一緒に頑張ろうね(^.^)b

でもセレモニーの盛り上げ方は、研究の余地があるよ〜ん(-_-)ノ"(・o・)
なんちゃって(^皿^)

《ソプラノ モモコ》


寒緋桜 (かんひざくら)



花の写真ご提供:「季節の花 300」



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