第20回音楽祭は、大阪フィル共演の大演奏会でした。
「第九」でした。
もちろん、殆ど人の尻馬に乗って出していた地声、大声。
後日、聞こえたよ、との言葉に心がにんまり。
今年はそれから久しぶりの「第九」です。
ようやく、自分には2度目です。
実は、前回の『聞こえたよ』は、素直に喜べないことだったのかも。
一人の声が飛び出している、音程がとれていないから。
先日、初めての事のように、ガーンと頭の中で響きました。
練習で那須先生が話されたことでした。
そうか、コーラス、合唱は独唱ではないのだ。
飛び出した音(声)や音程がぶれた声(音)はいらない。
一生懸命に唱っているつもりは、違うのだ。
周りの音を聴きながら自分の音を識別しつつ音にすること。
船橋先生も菅野先生もいつもお話しされていることでもありました。
困難でもごまかしでは通らない四声の追いかけっこ。
何とかしたいです。
草抜きでもしながら体に染み込ませましょう。
《星空彷徨い人》
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